新任教員紹介
湯川 拓(ユカワ タク)
所属 | 専攻国際社会科学専攻 |
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学科教養学科 | |
部会国際関係 | |
職名 | 教授 |
発令年月日 | 2025年4月 1日 |
略歴 | ■最終学歴 東京大学大学院総合文化研究科 |
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■学位 2011年 博士(学術) |
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■前任職 東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 准教授 |
担当科目 | ■前期課程 総合科目(国際関係論)、初年次ゼミナール |
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■後期課程 比較対外政策演習、国際政治理論 |
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■大学院 国際関係論実験実習I、国際政治経済論II |
研究活動 | ■研究分野 政治学(国際関係論) |
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■研究業績
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採用理由 | 湯川拓氏は、本研究科・国際社会科学専攻の准教授として2019年4月に着任以来、教育・研究・学内行政・社会貢献の各方面で精力的に活動を行なってきた。 教育面では前期課程において総合科目の「国際関係論」、後期課程において教養学科総合社会科学分科国際関係論コースの必修科目「国際政治」を担当するなど、駒場の国際関係論教育を中核的に担う存在になっている。また、大学院生の研究指導においても定評があり、共著論文の執筆を通じた若手研究者のキャリア形成にも大きく貢献してきた。 研究面では、東南アジア諸国連合(ASEAN)をめぐる研究を起点に、ASEANなどの地域機構と国際規範、新興国や途上国の政治体制や体制変動、こうした国々に対する国際社会の選挙監視活動、さらには国際河川をめぐる国際関係など、その研究関心は国際関係論から比較政治学にまで広くまたがっている。研究業績も着実に生まれており、その成果はDemocratization, Journal of Peace Researchなど海外の有力ジャーナルにも掲載された。 学内行政面でも、2020年10月から1年間文系の研究科長補佐として駒場における研究教育のデジタルトランスフォーメーションを牽引するなど、その貢献は著しいものがある。そのほか、日本国際政治学会において研究大会実行委員長や事務局主任を歴任するなど、その活動と貢献は、学外に広く及んでいる。 以上の理由から、湯川拓氏の教授昇任は駒場に限らず本学全体にとって極めて望ましいと考えられる。 |
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