新任教員紹介
桑山 裕喜子(クワヤマ ユキコ)
所属 | 専攻超域文化科学専攻 |
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学科 | |
部会ドイツ語 | |
職名 | 講師 |
発令年月日 | 2025年4月 1日 |
略歴 | ■最終学歴 |
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■学位 |
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■前任職 |
担当科目 | ■前期課程 |
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■後期課程 |
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■大学院 |
研究活動 | ■研究分野 |
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■研究業績 |
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採用理由 | 桑山裕喜子氏は、ドイツのボン大学で修士号を、ヒルデスハイム大学で博士号を取得し、学部時代を合わせると9年余りドイツに留学しており、また3年間フランスで日本語教師をしている。氏は、ドイツ語、フランス語、英語を自在に駆使する卓越した言語能力を有することが、彼女の研究上・教育上の大きな強みとなっている。専門的には、現象学をベースにしつつ分析哲学の手法も取り入れながら、情動と身体の経験と言語との関係を多言語の間を往還する研究を行ってきた。さらに日本の近代哲学をも視野に入れ、きわめて広範な比較思想的・領域横断的な研究を行っており、その分野では国際的ネットワークの一翼を担っている。したがって彼女によって、駒場の哲学の国際化が飛躍的に進むにちがいない。教育においては、大学院の比較文学比較文化コースでは多様な専門の学生にとって大いに刺激となり、後期課程の現代思想コースではより広い意味での哲学に学生の目を開かせることが期待できる。またドイツで長い間暮らしてきたので、ドイツ語教育においては、生きた言葉を魅力的に伝えることができるだろう。性格は明朗闊達で、協力と気配りをごく自然にできる人柄で、大学の運営においても大いに活躍すると確信している。 |
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