新任教員紹介
宇佐美 洋(ウサミ ヨウ)
所属 | 専攻言語情報科学専攻 |
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学科教養学科 | |
部会日本語 | |
職名 | 教授 |
発令年月日 | 2019年4月 1日 |
略歴 | ■最終学歴 東京大学大学院・人文社会系研究科博士課程 |
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■学位 2012年6月 博士(日本語学・日本語教育学) |
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■前任職 東京大学大学院総合文化研究科 准教授 |
担当科目 | ■前期課程 日本語上級 |
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■後期課程 言語教育・学習論 |
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■大学院 外国語としての日本語教育 |
研究活動 | ■研究分野 言語学(日本語教育) |
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■研究業績
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■学内での活動 学生委員、学生生活調査室員 |
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■学外での活動 日本語教育学会理事,日本語教育学会教師研修委員,日本語教育学会調査研究推進委員,社会言語科学会発表賞選考委員 |
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■その他 第9回日本語教育学会奨励賞(2011)、第6回日本語教育学会林大記念論文賞(2011) |
採用理由 | 宇佐美洋氏の専門は、「日本語教育学」、とりわけ「評価論」である。言語学・音韻論を背景にもち、1)言語行動や態度・状況等を評価する際に用いられる価値観の記述や,2)価値観を構成する信念・規範の分類とモデル化等に関して、独創的な研究を展開してきており、その成果が単著書,編著書,その他の論文で発表され、当該学会で高い評価を受けている。さらに、日本における外国人移住者の言語行動や「やさしい日本語」の研究は、当該研究分野に対してのみでなく社会に対しても貴重な貢献を成し遂げている。 教育面では、前期課程では主に留学生のための日本語を、後期課程で「言語教育・学習論」、大学院で「外国語としての日本語教育」を担当し、学生の学習や研究に関する価値観を問い直す授業で、学生の満足度も高いと伺っている。また、多くの論文審査・指導に参画し貢献してきている。 行政面でも、学部学生委員や学生生活調査室員、専攻の留学生委員主任として活躍してきており、今後の貢献も多いに期待される。協調性に富む人柄と着実な仕事ぶりは同僚から信頼を得ている。 以上の通り、研究・教育・行政全てにおいて、本研究科の教授にふさわしい人物であると判断される。 |
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