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新任教員紹介

山﨑 彩(ヤマサキ アヤ)

所属 専攻言語情報科学専攻
学科統合自然科学
部会フランス語・イタリア語
職名 教授
発令年月日 2025年4月 1日

 

略歴 ■最終学歴
■学位
■前任職

 

担当科目 ■前期課程
■後期課程
■大学院

 

研究活動 ■研究分野
イタリア語イタリア文学
■研究業績

 

採用理由  山﨑彩氏の専門は19世紀から20世紀にかけてのイタリア文学である。とりわけ、国境の町トリエステから、その歴史的経験を描く文学がいかに生まれてきたか、という今日的かつ貴重な問題意識を一貫してもって作品分析に取り組み、イタロ・ズヴェーヴォやクラウディオ・マグリスといった作家の作品について精緻な語りの分析を行っている。本学着任後はさらに、上記の問題意識の延長線上で、読者の経験したことのないことはどのように語りうるかという問いを追究し、アウシュヴィッツ絶滅収容所から生還した作家プリーモ・レーヴィの語りの分析にも取り組み、着実に論文や学会発表を重ねている。
 学内の教育活動においては、後期課程および大学院の言語態関係科目では、文体や表現に着目しながらイタリア文学の物語の語り方を考察する授業を展開している。前期課程では、イタリア語の授業に加え、イタリア研修の企画・運営にも長年携わっており、2023年にはトリノ大学人文学学科との部局間協定を締結し、トリノ大学への国際研修を企画・引率している。
 以上のように、山﨑氏は研究においても教育においてもすぐれた業績を積み重ねてきており、本学の教授にふさわしい人物であると判断される。

 

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