教養学部報
第582号
バリアフリー支援室
桑原 斉
東京大学は、障害のある学生と教職員が、障害ゆえに修学、研究・教育、就労上不利を被ることのないよう、また日常感じている不便を少しでも軽減できるよう努めています。 この目的のために置かれているバリアフリー支援室が、実際のサポートを担う学部、研究科、研究所等に助言を行い、学内の連絡・調整をしています。
バリアフリー支援室は、現在駒場Ⅰ(教養学部八号館一一一号室)と本郷(学生支援センターM階)に二支所を設け、バリアフリーに関するさまざまな相談に応じています。具体的な活動は、ホームページをご覧ください(http://ds.adm.u-tokyo.ac.jp/)。支援が必要な新入生の方、支援内容について詳しく知りたい方は、バリアフリー支援室までご相談ください。また、支援の対象になるか、自分でもわからない方でも、まずは気軽にご相談ください。なお、障害のある学生の支援を担うサポートスタッフも随時募集しています。
私たちは障害のある方が平等に暮らせる社会の実現を最終的なゴールだと考えています。障害のある方が当たり前のように活動に参加できる大学を作ることで、卒業後の社会でもそれが当たり前だと理解していただくことを望んでいます。
(バリアフリー支援室)
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