教養学部報
第671号 ![]()
辞典案内 2026 タイ語
櫻田智恵
【初学者向け】
軽量かつコンパクトで日常頻出単語をカバーしているのは、①宇戸清治『デイリー日タイ英・タイ日英辞典』(三省堂編修所、2004年、2,600円) である。英語も併記されているので語感が掴みやすい。もう少し語彙が欲しい人は、②宇戸清治『パスポート初級タイ語辞典』(白水社、2018年、4,500円)や、③傍士豊『プログレッシブタイ語辞典』(小学館、2017年、4,800円)も手に取りやすくおすすめである。
【オンライン/アプリ】
タイ日よりもタイ英が充実している。特に、オンラインの ④Thai-language.com(http://www.thai-language.com/dict/search)は語彙数も例文も豊富で随時新語が追加されている上、基本語彙の音声も再生できる。無料でコスパ最高である。
無料のアプリは⑤Longdo Dictがあり(オンライン版もある)、フォーマットも見やすく音声の再生もできるが、アプリ内課金の説明がタイ語のみの場合があるため注意を要する。有料のアプリとしては⑥Talking Thai-English Dictionary(Paiboon Publishing)がある。数年間アップデートされていないものの、タイ語・英語・発音記号の3種類から検索できることもあって評判が良い。
【中・上級者を含む全学習者向け】
最も多くの単語や例文、そして仏教用語や王室語もカバーしており、解説を読むだけでも勉強になるという点で傑出しているのは、⑦富田竹二郎・赤木攻『タイ日大辞典改訂版』(めこん、2023年、28,000円)である。中上級者に加え、タイ研究を目指す人もぜひ使いこなして欲しい一冊である。
(タイ語)
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