【概要】 2019年6月9日に大規模デモが始まって、半年を経た今も香港では主体性を防衛するための運動が展開されています。2019年11月24日の区議会選挙は「民主派圧勝」と報道されましたが、香港社会はデモ支持か反対か、政府支持か反対かで分断されています。
ワンアジア財団の助成を受けた2019年度リレー講義「アジアにおける紛争と和解」のスピンオフで、今回、ふたりの研究者を香港からお招きしました。
葉健民氏は香港の1967年暴動や廉政公署(ICAC:汚職取締り委員会)について、鄭煒氏は香港の最近の社会運動についてのご著書があります。
以下のプログラムでおふたりに香港の「今」を話していただこうと思います。
【プログラム】 日時:2019年12月20日 午後5時より 場所:東京大学 駒場Ⅰキャンパス KOMCEE West レクチャーホール 開場:午後4時40分 開始:午後5時 挨拶と香港の大規模抗議活動の概要の紹介: 谷垣真理子 東京大学 総合文化研究科 地域文化研究専攻 教授 午後5時15分~ 葉健民(Ray Yep Kin-man) 香港城市大学 公共政策学系 教授 "The Endgame? Beijing's Response and Hong Kong's Resilience" 午後6時15分~ 鄭煒(Edmund Cheng Wai) 香港城市大学 公共政策学系 助理教授 "From Anti-extradition to struggle for freedom: Survey evidence of the Hong Kong protests"
(休憩)
午後7時半より 質疑応答 使用言語:英語(通訳あり)
主催:東京大学 総合文化研究科 地域文化研究専攻 谷垣真理子 研究室 ワンアジア財団:アジア共同体の形成に関する授業助成(2015年-2019年) 日本華南学会
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