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2022.10.04
太田光海氏 講演会 変容する森と、創発としての真実
区分 |
講演会等 |
対象者 | 社会人・一般・在学生・留学生・卒業生・教職員・高校生・大学生 |
開催日時 | 2022/10/23 15:00~17:00 |
開催場所 |
駒場地区 |
会場 |
駒場キャンパスI KOMCEE K011 |
参加費 |
無料 |
申込方法 |
事前申込 |
本文 |
太田光海氏 講演会 コメンテーター:橋爪太作(早稲田大学) 本講演では、エクアドル・ペルー両国にまたがる高地アマゾン熱帯雨林地域に居住するヒバロ語族、シュアールとワンピスの人々との民族誌的フィールドワーク経験を基に、急激な変容を被る現代の熱帯雨林においてパラレルかつ創発的に紡がれる彼らの生活世界と、揺らぎや縺れを伴いつつそこに発生する「真実性」について考察する。具体的には、飲食や治癒、家屋の建立など日々の実践における微生物や動植物との間主観的関係性を観察しながら、既製品の流入や貨幣経済の浸透などによる物質文化および社会的関係性(ソーシャビリティ)の変容を具体的に検証し、それでもなお折衝の末に立ち現れ、能動的に形成されるシュアール・ワンピスの主体、そしてその具現化の一つの様態としての「ヴィジョン」の特権的役割について論じる。本講演は、2020年にマンチェスター大学社会人類学部によって受理された発表者の博士論文をベースとし、多自然主義や「人間的なるものを超えた人類学」など、昨今の人類学における世界的潮流を網羅的に吸収しながらも、感覚民族誌やマテリアリティといった理論的支柱を付け加えることで、現代のアマゾン熱帯雨林における先住民世界への新たな視座を生み出すことを目指す。 |
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お問合せ先 |
東京大学東アジア藝文書院(EAA) info*eaa.c.u-tokyo.ac.jp ※メールを送信する際は、*を半角@マークに変更してください。 |