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2015.10.15
【受賞】池内昌彦教授 日本植物学会学術賞受賞
本研究科広域科学専攻生命環境科学系の池内昌彦教授がこの度、平成27年度（第12回）日本植物学会学術賞を受賞されました。本年9月7日（月）に、日本植物学会第79回大会にて、受賞講演と授賞式が行われました。
池内教授は東京大学駒場キャンパスにて、20年以上に渡り研究を続けています。その当初から、酸素発生型光合成を行うシアノバクテリアを用い、光応答現象の制御機構に着目し、研究を行ってきました。その過程で、走光性、補色順化、光依存的細胞凝集などの光応答現象の制御機構を明らかにし、それらに関わる多くの光受容体を発見されました。また、生化学・分光学・構造学的解析を通じて、発見した光受容体群の光感知機構を分子レベルで解明することにも成功しています。今回の受賞は、これらの業績、成果が高く評価されてのことです。
先生は今後もより精力的に研究を推進されることと思います。さらなるご活躍とご健康を祈念もうしあげます。
受賞の様子
受賞の様子
受賞講演の様子
