HOME総合情報ニューストピックス

最終更新日:2025.05.29

ニュース

トピックス 2025.05.29

アラブ首長国連邦(UAE)ムハンマド・ビン・ザーイド人文大学顧問が来訪

2025年5月27日(火)に、アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド・ビン・ザーイド人文大学(MBZUH)よりシェイフ・ムハンマド・ビン・ハリーファ・アール・ナヒヤーン学長顧問を団長とする訪問団が本学駒場キャンパスに来訪し、本学大学院総合文化研究科の寺田寅彦研究科長と学術交流について協議を行いました。

本学教養学部とMBZUHは2024年6月に3年間の部局間協定を結び、本年2月には本学の中東地域研究センター(UTCMES)の木村風雅助教がMBZUHで講義を行うなど、交流を進めています。今回の来訪は、東京、京都、大阪など日本国内を巡りながら宗教と寛容性に関連するさまざまなテーマで学習を行う研修としてMBZUHが企画し、10人の学生を伴って来日した機会をとらえて両学間の相互交流の一環で実施されたものです。駒場キャンパス来訪の前日には、本郷キャンパスへの訪問も行われました。

会談にはMBZUHよりスターリン・ヤンセン准教授が同席しました。また、本学からは部局間協定を結んだ当時に研究科長であった真船文隆副学長が臨席し、協議のためにUTCMESから高橋英海センター長、森元誠二客員教授、鈴木啓之特任准教授、木村風雅特任助教が同席しました。

冒頭に、寺田研究科長はMBZUHの代表団による本学への来訪を歓迎し、UTCMESを窓口として両学の交流がさらに発展することへの期待を述べました。
これを受けてシェイフ・ムハンマド・ビン・ハリーファ学長顧問は、来訪が叶ったことへの感謝を示し、両学間の一層の協力の推進と将来における本学関係者のアブダビ訪問を歓迎すると述べました。

代表団と本学参加者のあいだでは、その後に学術交流のあり方について意見交換が行われ、主に人文学の分野で、寛容性、共生、信仰、伝統などのテーマで学生交流や語学留学、共同研究の可能性について検討が行われました。

20250527_1.jpgシェイフ・ムハンマド・ビン・ハリーファ学長顧問を出迎える寺田研究科長(撮影:上杉隆寛氏)

20250527_2.jpgシェイフ・ムハンマド・ビン・ハリーファ学長顧問から寺田研究科長に記念品が手渡されました(撮影:上杉隆寛氏)

20250527_3.jpg学生交流や語学留学、共同研究の可能性について検討が行われました(撮影:上杉隆寛氏)

関連リンク

東京大学中東地域研究センター(UTCMES) https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/UTCMES/

前のページへ戻る

総合情報