模擬講義・講演:オープンキャンパス2021(2021/07/10)
オープンキャンパス2021(7/10・11)、1日目の7/10(土)15:00~17:45に、教養学部教員による3件の模擬講義・講演をウェビナーで開催いたします。
当日14:45頃から、以下のURLより参加いただけます。
https://forms.office.com/r/QFbX9VFR81
※ウェビナー定員:最大同時接続500名
■15:00~15:45
田辺明生 教授
模擬講義「人間性の基盤としての多様性−文化人類学の視点から」
本講義では「多様性はどうして必要なのか」について、そもそも「人間」とはいかなる存在なのか、という文化人類学の視点から論じる。
多様性を尊重することは、人間という種の存続にとって有益なだけでなく、わたしたちの生をより豊かにし、生の歓びをより高めることに通ずる。多様性は、自由と創造性の根源であるといえよう。
■16:00~16:45
郷原佳以 准教授
講演「言葉の袋小路、フィクションの始まり」
コロナ禍のなかでも、小説家たちの創作意欲は衰えていないようです。
初めての事態に遭遇したときに、フィクションを書くとは一体どのようなことなのでしょう。自分の経験を手記に綴るのと、その言葉はどのように異なるのでしょう。
フランスの文学者たちの言葉を参考に、考えてみたいと思います。
■17:00~17:45
道上達男 教授
模擬講義「生物のからだはどのように作られる?〜発生生物学の基礎と応用〜」
私たちの体はたまごから作られます。でも、こんな複雑な構造をどうして作ることができるのでしょうか。また、そのような知見が社会にどのように役に立つのでしょうか。
この講義では、発生生物学の基礎とその応用についてお話ししたいと思います。