新任教員紹介
川﨑 聡史(カワサキ サトシ)
| 所属 | 専攻地域文化研究専攻 |
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| 学科教養学科 | |
| 部会ドイツ語 | |
| 職名 | 講師 |
| 発令年月日 | 2026年4月 1日 |
| 略歴 | ■最終学歴 東京大学大学院・総合文化研究科 |
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| ■学位 2021年3月 博士(学術) |
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| ■前任職 獨協大学外国語学部 専任講師 |
| 担当科目 | ■前期課程 ドイツ語一列・二列 |
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| ■後期課程 ドイツ研究 |
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| ■大学院 現代民族動態論 |
| 研究活動 | ■研究分野 ドイツ現代史 |
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| ■研究業績 1.『「1968年」以後のポスト革命的運動ーー西ドイツ青年によるローカルな挑戦』春風社 2025年1月 2.「『1984』-1? デジタル化と政府介入への抵抗 ーーヘッセン州の国勢調査を中心に」『ドイツ研究』(59) 2025年3月 49-58頁 3.「「過激派条令」に見る西ドイツの民主主義理解ーー1970年代のヘッセン州を中心に」『歴史学研究』(1048) 2024年5月 18-34頁 4.「1960〜70年代のフランクフルト・アム・マイン再開発問題ーー抗議運動への行政の対応に注目して」『現代史研究』(68) 2022年12月 1-14頁 5."Die Frankfurter und Westberliner Kinderläden: Eine Analyse zur neuen Kindererziehung in Folge der 68er-Bewegung", in: Einblicke/Insights, Jahrbuch 2022 der Zentren für Deutschland- und Europastudien (1) Nov. 2022, pp. 160-175 6.「草創期の自治的な共同保育施設「キンダーラーデン」に関する考察ーー68 年運動以後の西ベルリンにおける社会主義的な保育運動に注目して」『現代史研究』(67) 2021年12月 17-29頁 7.「西ドイツにおける自主管理型保育施設「キンダーラーデン」 ーー68年運動後の新しい幼児教育の思想と実践に関する考察」『ヨーロッパ研究』(21) 2021年12月 31-42頁 8.「ドイツ社会民主党青年部ユーゾーによるローカルな政治運動ーー68 年運動後のモスクワ系共産主義組織との協力に関する一考察」『ドイツ研究』(55) 2021年3月 50-57頁 9.「西ドイツにおける68年運動の余波ーー若者のローカルな運動の実践に注目して」博士論文(東京大学) 2021年 10.「1968年運動後のドイツ社会民主党青年部ユーゾーによる「反乱」ーーフランクフルト・アム・マインを中心に」『西洋史学』(269) 2020年6月 38-57頁 |
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| 採用理由 | 川﨑聡史氏は、歴史学を専門とし、戦後西ドイツの社会運動とその広がりについて一貫して取り組んできた。一次史料に基づく丹念な追跡を行うとともに、行政との相互作用、国際情勢と背景にある思想の影響にまで射程を広げた研究を展開している。博士論文を基にした単著『「1968年」以後のポスト革命的運動――西ドイツ青年によるローカルな挑戦』は、従来の68年運動やポスト社会運動の歴史的評価や通俗的なイメージの再検討を迫るものであり、その学術的貢献は高く評価できる。近年ではデジタル空間での市民運動など新しい課題にも取り組んでいる。『歴史学研究』をはじめ学術誌掲載の査読付き論文が多数あるほか、ドイツ語での業績も多く、日本国内と国外のドイツ現代社会研究を架橋する役割を地道に積み上げつつある。 教育面では現任校でドイツ語および専門科目の授業を担当し、本学非常勤講師および海外研修実施の経験も有する。ドイツ語および専門科目に関する模擬授業からも、本学で授業を行う上で十分な経験と見識を有していることが窺え、面接でも真面目で誠実かつ温厚が伝わってきた。本学特任助教として行政面での実績も有し、学会でも要職を務めるなど信頼の厚さがうかがわれる。以上から、川﨑聡史氏の専任講師としての採用を可と判断する。 |
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