新任教員紹介
武正 泰史(タケマサ ヤスフミ)
| 所属 | 専攻広域科学専攻・相関基礎科学系 |
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| 学科学際科学科 | |
| 部会哲学・科学史 | |
| 職名 | 講師 |
| 発令年月日 | 2026年4月 1日 |
| 略歴 | ■最終学歴 東京大学大学院総合文化研究科 |
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| ■学位 2025年3月 博士(学術) |
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| ■前任職 日本大学非常勤講師 |
| 担当科目 | ■前期課程 初年次ゼミナール文科、科学史 |
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| ■後期課程 科学技術史演習、科学技術社会論演習 |
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| ■大学院 科学史、科学技術思想 |
| 研究活動 | ■研究分野 近世日本科学史 |
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| ■研究業績 1.武正泰史「(コラム1)幕府天文方と久留米藩の和算家」佐藤賢一・梅田千尋・平岡隆二編『幕府天文方の研究』(思文閣出版、2026年)、210–217頁。 2.武正泰史「麻田派天文暦学者の数学研究:有馬頼徸の『拾璣算法』に注目して」『洋学』第33号、2026年刊行予定。 3.武正泰史「和算における「点竄」の普及と解釈について」『洋学』第30号、27–50頁、2023年。 4.武正泰史「有馬頼徸による弓形の研究とその情報源について」『哲学・科学史論叢』第25号、1–28頁、2023年 5.武正泰史「和算における「点竄」の由来と成立について」『科学史研究』第61巻304号、301–317頁、2023年 6.武正泰史「和算書『拾璣算法』の著者をめぐる再検討 」『哲学・科学史論叢』第22号、21–50頁、2020年 |
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| ■その他 一高記念賞(2020) |
| 採用理由 | 武正泰史氏は修士課程においてすでに後の研究の展開に影響する発見を遂げ、以後もその意義を拡大することで着実な成果を得ている。その発見とは、和算史上の画期的な書物である『拾璣算法』(1769)の著者が、久留米藩主の有馬頼徸(1714-1784)であることを、久留米藩士が同書に言及した際の文章の形態を分析することで確定したというものである。『拾璣算法』は豊田文景を著者として刊行されており、この豊田は有馬ではないかとの指摘は従来もあったものの、確定的な証拠は長らく得られずにいた。武正氏は、久留米藩士の吉村光高(?-1801)の著作『計子秘解』(1770)に注目し、吉村が『拾璣算法』に言及する際、最上級の敬意を表す、「平出」や「闕字」といった記述法を用いていることを指摘した。さらに、吉村と有馬の間に密接な交流があったことも考慮し、『拾璣算法』の著者が吉村の主君の有馬であることを示した。 |
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