教養学部報
第624号
駒場と新型コロナウイルス―その現状
研究科長室
新型コロナウイルスは駒場を一変させ、学生と教職員の方々には多大なご負担をお願いしてきました。他方、感染状況等について駒場キャンパスを単位とした情報提供は限られているため、現状について皆様と共有したいと思います。
2020年12月7日現在、駒場の構成員(学生及び教職員)におけるPCR検査陽性者数の累計人数は「17名」となっております。一万人当たりの頻度に換算すると「18.24名」であり、これは東京都全体の数字である「31.50名」よりもかなり低い数字になっております。また、対面授業や課外活動を一部解禁してからも、クラスターの発生は起こっていません。これに対し研究科長室としては「比較的感染が抑えられている」と評価しており、皆様が日々自制的に行動してくださっているおかげだと考えております。
様々な事案を見る中で実感するのは、やはりと言うべきか、マスクの重要性です。引き続き、徹底をお願いします。加えて、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」のインストールも忘れずにお願いします。そして最後に、感染者への詮索・糾弾はどうか控えてください。コロナとの付き合いは当面続きます。駒場の構成員が一丸となって乗り切りましょう。
(研究科長室)
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