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最終更新日:2017.09.19

グローバル地域研究機構(Institute for Advanced Global Studies=IAGS)

本機構(IAGS)は、駒場キャンパスの西端の14号館に本拠を得て、2010年4月1日に本研究科の付属施設として設立された。その傘下には、従来から本研究科の付属施設であるアメリカ太平洋地域研究センター(CPAS)とドイツ・ヨーロッパ研究センター(DESK)が移行するとともに、人間の安全保障プログラム(HSP)から新たに生まれたアフリカ地域研究センター、持続的開発研究センター、持続的平和研究センターが加わり、IAGSは当初これら5センターの複合体としてスタートした。(各センターの詳しい活動内容に関しては以下の各センター紹介をご覧いただきたい。)

この新機構設置の背景として、1990年代以降、環境・経済・政治・文化・科学等々、人類文明のあらゆる分野で急速に進展してきたグローバリゼーションの動向を逸することはできない。従来より、国際的かつ専門横断的な学術研究の先頭に立つことを目指してきた総合文化研究科にとっても、各地域、国家、地方に関わる個別的な社会的問題の考究と並行して、それらに直接的、間接的に多大のインパクトを与えつつある全地球的な規模をもつ諸問題の検討が、新たに学問的な課題として浮上してきたといえよう。既設の5センターは、地域としてはアメリカ、ヨーロッパ、オセアニア、アフリカをカヴァーするとともに、人類社会が共通に直面する戦争や内戦やテロ、貧困や飢餓、国際犯罪や麻薬、気候変動や環境汚染などといった諸問題に取り組みつつ、持続的な平和、持続的発展の可能性を探ることを求められている。こうした諸問題は、いうまでもなく純理的・学問的観点から検討されなければならないが、それはまた同時に学術の世界と実務の世界との柔軟でダイナミックな連携、協力を要請するものでもある。その意味で、本機構は、まさに学究と実務のはざまに活動領域を求めてゆくことになろう。

さいわい2011年度、本機構にはさらに二つの研究センター、中東地域研究センター及びアジア地域研究センターが設置された。これにより、本機構の研究も実践的活動も文字通りグローバルな諸地域に対象を広げることとなった。各センターはこれまで以上に地域密着的な研究の高度化をはかると同時に、当該研究のグローバルな意味をも自ら問うことが求められことになる。
 

各センター

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