奨学金制度の概要
担当 | 学生支援課奨学資金チーム |
場所 | アドミニストレーション棟1階7番窓口 |
受付時間 | 平日10:00~12:30,13:30~16:00 |
電話番号 | 03-5454-6075,6076 |
メール |
s-shikin.c(アットマーク)gs.mail.u-tokyo.ac.jp ※(アットマーク)は@に置き換えてください |
奨学金の申し込みについて
奨学金には日本学生支援機構(旧日本育英会)と地方公共団体,民間団体のものがあり,概要は次のとおりです。
また,教養学部生対象の緊急支援奨学金として,教養学部への寄付金による「一高・柴田奨学基金」があります。
1.日本学生支援機構
日本学生支援機構の奨学金には,貸与型と給付型があります。貸与型奨学金は,将来必ず返還しなければなりません。奨学金を希望される方は,卒業後の返還を十分考えて申し込んでください。
奨学金の種類
貸与型「第一種奨学金」(無利子)と「第二種奨学金」(有利子),「給付型奨学金」(修学支援新制度)があります。
月額
貸与型
種類 |
大学・ | 貸与月額 |
---|---|---|
第一種 (無利子) |
大学 | 2018年度以降入学者(*1): 自宅通学 20,000円・30,000円・45,000円から選択できます(*2) 自宅外通学 20,000円・30,000円・40,000円・51,000円から選択できます(*2) 上記以外: 自宅通学 30,000円・45,000円から選択できます 自宅外通学 30,000円・45,000円・51,000円から選択できます *1 途中年次への編入学及び再入学者除く *2 最高月額は,奨学金申込時の家計支持者の収入が一定額以上の場合,利用できません |
大学院 修士課程 |
50,000円又は88,000円 | |
大学院 博士課程 |
80,000円又は122,000円 | |
第二種 (有利子) |
大学 | 20,000円~120,000円のうち1万円単位で選択できます |
大学院 |
50,000円・80,000円・100,000円・130,000円・150,000円から選択できます |
給付型
世帯の所得金額に基づく区分に応じて、下表のとおり
※ ( )内は、生活保護を受けている生計維持者と同居している人等の金額です。
自宅通学 | 自宅外通学 | |
第1区分 | 29,200円 (33,300円) |
66,700円 |
第2区分 | 19,500円 (22,200円) |
44,500円 |
第3区分 | 9,800円 (11,100円) |
22,300円 |
申込み条件
貸与:https://www.jasso.go.jp/shogakukin/moshikomi/zaigaku/koho_kettei/daigaku/index.html
(外部リンク:日本学生支援機構ウェブサイト)
給付:https://www.jasso.go.jp/shogakukin/kyufu/shikaku/zaigaku.html
(外部リンク:日本学生支援機構ウェブサイト)
詳細については,申込み要項及び窓口にて照会してください。
募集時期
学部学生の募集資料配付は,3月中下旬頃に行います。大学院学生の募集資料配付は,3月中旬頃から行います。詳しくは学生支援課掲示板に掲示します。
なお,家計の急変により緊急に奨学金貸与の必要が生じた場合は,「緊急採用」の制度がありますので,随時窓口にて照会してください。
その他
日本学生支援機構の第一種奨学金・第二種奨学金を貸与中・給付型奨学金を受給中の方は,年1回の奨学金継続手続きが必要です。この手続きを怠ると奨学金の貸与が廃止されますので,注意が必要です。詳しくは12月中旬(見込)に学生支援課掲示板等に掲示します。また、給付型奨学金を受給中の方は,年3回4月(入学年度は除く)・7月・10月頃にインターネットで在籍報告が必要です。
2.地方公共団体・民間団体
(地方自治体及び民間財団法人運営のもの)
(1) 地方公共団体奨学金は,当該地域出身者や保護者が当該地域に居住することを対象とする奨学金です。大学を通して募集のある団体は例年10団体前後で,そのほとんどが返還の必要がある貸与奨学金(月額25,000円~51,000円位。無利子)です。
(2) 民間団体奨学金は,申請資格が各奨学会によって異なります。出身地・専攻・学年等に指定のある団体が多く,返還の必要がある貸与奨学金(月額20,000 円~60,000 円位。無利子)については約20 団体から,返還不要の給与奨学金(月額15,000円~80,000 円位)については約40 団体から奨学生の推薦依頼があります。選考には,成績や家庭の収入の他に,作文や面接等を実施する団体も多く,いずれも採用人数は,1~4人と少数です。
(3) (1),(2)とも,募集時期は,主として4月に集中していますが,それ以外にも奨学生推薦の依頼があるたびごとに学生支援課ロビーに掲示しますので,希望者は掲示に注意し,早期に窓口に申し出てください。
なお,大学を通さず直接募集を行っている奨学団体もあります。
3.一高・柴田奨学基金
(教養学部生対象の緊急支援奨学金)
一高・柴田奨学基金は,教養学部にいただいた寄付金により創設したものです。寄付者の御意向も汲み,特に緊急支援が必要な教養学部在学生を奨学生対象者としています。
奨学生対象者
次の①~③のすべての事項に該当する教養学部在学中の学生を対象者とします。(研究生,聴講生等は対象外です。)
① 経済的に困窮し,学業成績,人物ともに優秀と認められる学生。
② 学生の学資を主として負担している方(「学資負担者」)が死亡し,又は学生本人若しくは学資負担者が風水害等の災害を受け,家計急変により授業料等の納入が困難となった学生のほか,緊急支援を必要とする相当の事由があると認められる学生。
③ 本奨学生募集に申請しようとする学期において,本学で通常実施・募集している授業料免除又は同様の奨学金制度の申請手続を行えなかった学生。
(授業料免除又は同様の奨学金制度の申請手続後に家計急変等の事由が生じた場合は申請できます。)
奨学金の支給金額及び支給回数
奨学金の支給金額は,授業料(年額)の半額以内とし,申請者の家計状況を審査して決定します。奨学金は,原則として全額を一括支給します。
申請期間
〔前期〕5月1日から8月末日まで 〔後期〕11月1日から2月末日まで
※ 所定の申請書に必要書類(所得に関する証明書類等)を添えて,担当チームへ提出してください。申請書は,担当チームにて随時配付します。
その他
① 奨学生の選考は,授業料免除の選考方法(家計基準等)に準じて行います。また,必要に応じ面接を行います。
② 選考結果の通知時期は,各学期における授業料免除者の決定後となり,申請時期により異なります。
なお,申請者が授業料免除申請を行っている場合において,授業料が全額免除となった場合は,奨学生には採用しません。また,半額免除となった場合も奨学生に採用しない場合があります。